水だしコーヒーの作り方：パリジャンプレスを使う

ご家庭で水出しコーヒーをつくるのは、想像以上に簡単かもしれません。素晴らしいコーヒー粉に水を加え、時間をかけて仕上げるだけです。


水出しコーヒーとは

水出しコーヒーと、よくご存じの伝統的な抽出法との主な違いは、名前の通り、水出しが冷たい水を使用することです。水出し製法は、コーヒーを高温で急速に抽出するのではなく、時間をかけて抽出する方法です。その分、かなりの時間を必要とします。

風味

低温と長時間の蒸らしの組み合わせは、最終的なコーヒーのフレーバーに大きな影響を与えます。温度が低いと、コーヒー豆に含まれる酸の全てが放出されず、代わりにチョコレートのような、アーシーな風味が抽出されます。その結果、自然な甘みと滑らかな味わい、そして厚みのあるベルベットのような質感を持つコーヒーができあがるのです。

インフォメーション

伝統的なコーヒーは、淹れた後すぐに楽しむのが一番です。一方、水出しコーヒーは、ボトルに入れて冷やしておけば、最大10日間フレッシュな状態をキープすることができます。その名に反して、水出しコーヒーは必ずしもアイスで楽しむ必要はありませんので、多用途なドリンクになり得るのです。コンロで温めても風味を損なうことなく、まったく新しいコーヒーを体験できるかもしれません。

濃縮水出しコーヒーは、バリスタスタイルのドリンクにエスプレッソを適用するのと同様に、アイスコーヒーのベースとして使用される水出しコーヒーの原液のことです。水に対するコーヒー豆の比率を増やすだけで作ることができます。そのまま飲む水出しコーヒーは、通常、コーヒー100gに対して水600mlの割合です抽出しますが、濃厚な濃縮コーヒーには、コーヒー豆に対して同量の水を使います。（1：1の割合）一度に大量のコーヒーを淹れたい方に最適です。収納スペースも少なく、水を加えたり、氷を入れたりするだけで簡単にコーヒーを楽しむことができる贅沢な仕様になっています。